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    12/16/2008

    陸上自衛隊朝霞駐屯地

    仕事場のとある知り合い(仮に斎藤さんとしておこう)はいろいろな食べ物に詳しい。特にアジアな料理に目がない。さらにミリタリー食(ミリメシとも言うらしい)もいろいろ知識が豊富である。私はあいにくその分野は全く知識がない。ただし、木更津の基地の航空ショー(だったと思う)で輸送ヘリに乗ったのと、専門用語でいうところの富士の総火演(総合火力演習)も見に行ったことがある。生まれて初めて、というかその時だけだが戦車の大砲の音を間近で聞いた時は衝撃だった。発射の瞬間は周囲の空気が一瞬揺れたんじゃないかと思うぐらいの爆音だった。

    ところで、彼のワイフの実家が朝霞駐屯地の近くだそうである。その結果斎藤さんは私に『朝霞駐屯地のパンって食ってみない ?』と質問してきた。おk、何か面白そうだったので食べてみることにした。ということで代金を渡し入手してもらった。それがこれである。

    自衛隊朝霞駐屯地パン缶詰

    パンはこの缶の中にあるのだが、このラベルがシブい。パンの入った入れ物のラベルとしてここまでアツいものがあるだろうか。まさに自衛隊という感じである。『朝霞駐屯地』とあるが、私の素人判断ではこのラベルの写真は冒頭の富士の総火演ではないかと思う。ここに登場している戦車とヘリは総火演で見たような気がする。一番右側の装甲車のようなものはちょっと分からないが。とことで、どこに朝霞らしさがあるのだろうか。これらの兵器は朝霞駐屯地に配備されているということなのか。

    肝心のパンについては何となくもったいなくてまだ食べてない。ちなみに、今回のこの話は約二年前の出来事である。

    ところで、パンと言えば世界一うまいパンはこちらをご覧頂きたい。

    12/12/2008

    新幹線 0 系 電車

    我が国初の超高速鉄道の嚆矢となった『夢の超特急』こと新幹線は 1964 (昭和 39) 年の東京オリンピックにあわせて開業した。構想自体は戦前より『弾丸列車』としてこのような高速鉄道の実現が画策されていた。そして新幹線の開業にはこの弾丸列車のために買収(半ば強制的な場所もあった)した用地も役立ったという。

    この新幹線の開業時に登場したのが、誰もが思い浮かべるであろう丸っこい愛嬌のある顔をしたご存じ 0 系である。合計 3,216 両も製造され、まさしく新幹線の『顔』であったと言える車両である。そして 44 年間走り続けて 2008/11/30 を以てついに営業運転から引退したのである。

    あの顔と『ぷあーん』というような警笛も、まさに新幹線というイメージを作り出した車両であった。その後数々の新形式の車両が開発されようともそれはゆるぎないものだったと思う。

    福岡育ちとしては、新幹線と言えばまさにこの 0 系そのものであった。鉄ちゃんとの自覚はあるが、車両はどちらかと言えば専門外である。しかし今回の引退に先立ち、名残り乗車をさせてもらった。この夏久しぶりに帰省を兼ねて田舎の廃線跡他いろいろなものを調査に第一次筑豊・北九州計画などと題打って訪れた際、博多~小倉間だけではあったが機会を作り乗り納めすることができた。

    今から 25 年以上前、小学校 6 年生の時通っていた塾の東京研修に参加するため(参加のための試験に合格した)、生まれて初めて東京に向かう時に小倉から乗った。一人きりで。今でも忘れないが小倉を朝の 10 時頃出発し、東京着は夕方 16 時頃の予定だった(当時は 6 時間くらいかかった)。ところが、その日関東地方を襲った豪雨のためだんだん電車が詰まっていったらしく、ついに私が乗っていた便はピーカンでうだるような暑さで外の風景がゆらゆらしている岡山駅に長時間停車となった。そこからだった、始まりは。そこからは長時間停車とのろのろ運転を延々繰り返し、結局東京に着いたのは夜 23 時を超えていた。そう、都合 13 時間ほど乗っていたことになる。当時でも優に博多~東京間が往復可能な時間である。おかげで新幹線とは早い乗り物なのか、そうでもないのかよく分からない印象だった。

    川崎に住む親せきが迎えに来てくれたが、さぞかし心配だったと思う。が、本人としては夏でランニング一丁だったのでエアコンで少々体が冷えたのとちょっと退屈だったくらいで、全然元気だった。むしろ初めての東京で鼻息も荒かったと思う。ただ、自由席であったため途中から乗ってきた人で廊下にまで新聞紙を敷いてぎゅうぎゅう詰めであったことと窓際の席だったこともあって、トイレはほとんど行かなかったので、降りたらまずトイレに行きたかったような印象がある。

    本来なら夕方に到着して、あの『山手線』の電車を見れると期待していたがさすがに 23 時過ぎでは宿となる親せきの家に直行だったのがちょっと残念だった。我々地方出身者の子供にとって山手線はまさに東京そのものだったから。私だけかも知れないが。でも、次の日秋葉原の今は亡き交通博物館に連れて行ってもらった。大人の目からみれば少々古臭かったかも知れないが、当時の私にとってはとても楽してしょうがなかった。ぼんやりしか覚えてないが驚きの連続だった。だが、そこも今はもう閉館となった。

    確かその次の日から本来の目的である塾の東京研修に一週間ほど参加した。場所は代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターだった。今でこそ建て替えられてこぎれいな建物だが、当時はその前であり既にかなり老朽化していたと思う。子供心に『何で東京なのにこんなぼろっちい窓なんやろ』との印象だった。

    そして無事研修も終わりいよいよ帰るのであるが、上京の際に難儀したのを気遣ってか親せきはなんとグリーン車を予約してくれた。これも 0 系だったと思う。大人になったような気がして最高だった。ハッキリ言ってかなりのチビなので、座席が大きすぎて全然くつろげなかったけど素直に嬉しかったのを覚えている。そして塾の研修とは言え、本人としてはほとんど旅行のようなものだったこともあり、気分的にもそして実際にも帰りはあっという間だった。

    私にとって 0 系とはそんな思い出のある特別な車両である。今何を思ったか東京に住んでいるが、初めて東京に連れて来てくれたのが他でもない 0 系だったのである。さらにその時新幹線自体乗るのが初めてだった。東京に来ても、もう 0 系は JR 西日本区間のみの運転となっており日頃見かけることもできなくなっていたため、この夏最後に乗ることができてよかったと思う。それも地元の博多~小倉間で。最初も乗り納めも夏ということになる。ちなみに途中かつての実家のある街(というよりただの田舎だが)を通る。子供の頃よく遊んだ場所も一瞬だけ見えた。0 系に乗って田舎の風景を車窓から見る。わずか 20 分足らずの乗り納めだったが最高だった。小倉で降りた時ここからあの時生まれて初めてこれとおんなじ 0 系に乗ったんだと思うと、感慨深いものがあった。大して成長はしていないが年月だけは確実に経った。

    生まれて初めての新幹線でぶっ通しで同じ列車に 13 時間乗り続けたのは本当に思い出深い。乗り鉄というジャンルを攻めていないので今後更新することもないだろうし、更新したくない気もする。あの時は特急料金は返金されたし、ある意味得したと思っている。しかしその 0 系はもう最後にイベント列車が走るだけでもう営業運転はしていないのである。

    0 系、ありがとう。そして 44 年間お疲れさま。またどこかで会おう。開発した人達もありがとう。あの時の某小学生は今でも 0 系はかっこいいと思い続け、それがきっかけというわけではないけど大人になってまた鉄道趣味が復活しています。ついでに言うと保線関連の職種で JR 東日本にギャグで応募してちゃんとギャグで終わりました。やはり 0 系は今でも特別で最高の車両です。

    写真はこの夏乗り納めをした時の博多駅での 0 系(今から乗る編成が回送中)とその車内の様子、それと自分のお土産に研修先の売店で買った絵葉書である。なお、絵葉書の中にある『Bullet Train』とは『弾丸列車』の英訳である。またオリンピック記念センターは上述の通り現在は建て替えられ風景が激変している。

    JR 西日本新幹線 0 系電車 R68 編成【博多駅】

    JR 西日本新幹線 0 系電車 R68 編成自由席車内

    JR 西日本新幹線 0 系電車【絵葉書】

    国立オリンピック記念青少年総合センター【絵葉書】

    12/9/2008

    線路観察学

    また本の紹介である。

    これは、本屋でたまたま見かけて即買いしたものである。タイトル通り数多ある鉄道趣味の世界から『線路』にこだわった内容となっている。かのタモリも鉄道趣味人であるが、彼の興味の対象も線路だそうである。特に複雑な配線の線路に美しさを感じるとのこと。かくいう私も廃線跡等と共に線路も非常に興味をそそる対象であるので同感である。実際に古レール観察も行っているし、こんな動画も撮ってたりもする。

    当書は例えば保線業務等の本職でも学者等の専門家でもなく、著者の言葉を借りれば『あくまでもマニアとしての観察』とある。最高である。この視点こそ私が共感できる最大のポイントと私は感じている。なぜなら、当事者でない趣味人だからこそ『何だあれば』、『あれはどうなってんだ』等という見たい知りたいという、気持ちのベクトルが一致するからだ。自画自賛的に言えば『知的好奇心』である。

    内容について簡単に紹介すると、まず『線路とは』から始まる。そしてまくらぎや継ぎ目、分岐器についての種類やその構造、またそれらの製造工程にまでその観察は及んでいる。さらには線路に生える雑草である、『鉄道草』にまで言及している。製造工程については企業への取材として踏み込んだ内容となっているが、それぞれの内容について専門家ではないゆえの私も共感する素朴な疑問等も取り上げている。

    実は著者は『金属』誌での連載をまとめて『鉄のほそみち』、その後『増強版・鉄のほそみち』という線路について既に書籍を出版している方であった。また Amazon の欲しいものリストに追加である。

    ぜひ、皆さんも日頃気にもしていないであろう『線路』の奥深さに触れて頂きたい。私は当書をそれこそ『線路』の上で時折窓越しに線路を見ながら電車での通勤時に読んでいる。何度読んでも面白い本である。

    12/5/2008

    Windows Live Wave 3

    Microsoft が運営する個人向けのいろいろな無償オンラインサービスの総称として『Windows Live』というものがある。これは Google や Yahoo その他大手ポータルサイトと同様のメールアドレスを ID とする、メールやブログ他さまざまな Web ベースのオンラインサービスである。

    ちなみに、当ブログも Windows Live Spaces という名のブログサービスである。

    今回 12 月上旬予定とされていた Windows Live サービスの大規模アップデートが 12/3 に実施された。『上旬』っていつやねん ? などと思っていたら意外に早く実施されて少々驚きである。

    今回のアップデートは Microsoft 社内では『Wave 3』と呼ばれていたもので、その名の通り 3 回目の大規模アップデートで会った。個人的にはようやく使えるツールになった感がある。ここまでの道のりは長かった。かつて Microsoft は現在 Live ID と呼ばれる Windows Live で統一して利用する ID (多くは Hotmail のメールアドレス)を『.Net Passport』と呼んでいて、私はその当時からのユーザである。その当時はこのブログも MSN のひとつのサービスという位置づけだった(懐かしい)。

    その後 Live というブランドを立ち上げ、個人向けのサービスを少しずつ初めていきブログサービスも Hotmail も Live ブランドの一員となり、今回ようやくひとつの完成形に達したと言える。

    今回のアップデートではユーザインターフェース(見た目)の変更のみならず、サービスの追加及び再編成等これまでにない大規模なものでリリース前からずっと各種情報源からの情報をウォッチしていたがまだまだ把握しきれていない。ただ、今回でいきなり一大ソーシャルサイトと化したので非常に面白く使えるツールになった。今時の人であれば mixi の大規模版とでも言えば分かりやすいかも知れない。ちなみに今回で出揃ったサービスはざっとこんな感じである。()内は日本語での表示名。説明はかなり適当である。

    • Windows Live Homepage (ホーム)
      各個人用のポータルページであり、Hotmail の受信トレイや登録した友人たちの Windows Live サービス全般での更新情報や MSN ニュース等がひとまとめになっている。
    • Windows Live Profile (プロフィール)
      Windwos Live サービス全般で表示される自分に関するプロフィール情報及び自分の更新情報を閲覧可能。他の Live ID のプロフィールページを参照するとその人に関する更新情報が参照できる。
    • Windows Live People (知り合い)
      Windows Live サービス全般において一元管理されるアドレス帳。これまでは Hotmail やメッセンジャーでバラバラになっていたものが統合された。
    • Windows Live Hotmail
      ご存じ Hotmail だが、今回のアップデートでブラウザで操作する際の速度向上や Hotmail 以外のプロバイダのメールも登録できたり、POP3 サポート等が加わった(これらは私自身はまだあまり試していない)。また容量は現在 5GB であるが、今後事実上無制限になるらしい。
    • Windows Live Photos (フォト)
      いわゆる写真共有サービスである。かつてはブログサービスである Spaces 内の一機能という位置づけであったが、今回独立したサービスとして独り立ちした。写真の表示方法の変更やデータ格納先の変更(Spaces → SkyDrive)、それに伴う容量拡大(5GB → 25GB)、登録した友人への写真登録等の更新情報の配信機能の追加等が実施された。また、写真単位でもアルバム単位でも自サイトやブログに埋め込み可能。
    • Windows Live Calendar (カレンダー)
      予定管理である。一つの Live ID で複数のカレンダーの登録や友人のカレンダーとの統合表示等が可能。また、期限を考慮した ToDo リストも作成可能。
    • Windows Live Events (イベント)
      イベント管理サイトであり、招待したユーザに閉じることも可能な専用ページが生成され、掲示板やフォトアルバム等の機能を持つ。
    • Windows Live Groups (グループ)
      今回初登場のサービスである。以前は MSN に存在したサービスがパワーアップして Live ファミリー入りを果たした。『イベント』と似たような感もあるが、参加メンバーのための掲示板や専用の共有カレンダー、また共有オンラインストレージ(容量は 5GB らしい)を利用可能。またグループサイト共通のメールアドレスを持たせることによりメーリングリストの運用も可能。さらには 20 人以内であればメンバーが一度に Windows Live Messenger にてオンラインチャットも可能。現在密かに GNR 用の掲示板として準備中である。
    • Windows Live Spaces (スペース)
      当ブログも利用しているブログサービスである。雰囲気はこのブログで感じ取って頂きたい。今回のアップデートで記事の投稿やブログパーツへのコンテンツ追加等の更新情報が友人へ即座に配信されるようになった。
    • Windows Live SkyDrive
      オンラインストレージサービス。これまでは容量が 5GB であったが、今回 25GB に増強された。ただし、上述の『フォト』と共用での容量である。公開設定を自分のみ、限定ユーザ(任意指定)、インターネット上で公開の三段階とすることが可能。また公開したファイルは自サイトやブログ等に埋め込み可能。

    実はこれ以外にもあるが、主に私が利用しているものに限定させて頂いた。また、これらオンラインサービスを補完する PC にインストールして用いるクライアントアプリケーション群として Windows Live Essensial (アプリ)もある。内容はリンク先をご覧頂きたい。ちなみに、当ブログもこのツールの一つである Windows Live Writer を用いて書いておりブラウザによる記事の執筆や投稿や行っていない。こちらの PC 側のアプリケーション群も来週アップデート予定である。これでオンラインも PC アプリケーションも Wave 3 となる。

    適当で中途半端で申し訳ないが、いかに大規模なオンラインサービスか伝えられただろうか。これら以外にも Wave 3 とは別に複数デバイスのデータやアプリケーションの同期を行う『Live Mesh』や、来年 2 月リリース予定(記憶曖昧)のこれまた複数の PC のデータ同期に特化した『Live Sync』等ここでは伝えきれないさまざまな予備軍が控えている。

    ここへきて Windows Live は俄然面白くなってきたと思う。皆さんも捨てアドレスとして取得した Hotmail アカウントをこれを機に復活もしくは新規に取得してはいかがだろう。単純に考えて数十 GB のデータ容量とこれほど広範囲なサービスを全て無償で利用可能な数少ない環境なのだから。

    下の画像(と思ったらなんと Spaces では貼り付けられなかったためリンクとさせて頂いた)は『Photosynth』と呼ばれる Microsoft が現在実験的にリリースしている通常のデジタル写真を複数枚組み合わせることにより三次元空間のように見せることを可能にしたものである。これまた無償で 20GB まで写真をアップ可能なので是非試してほしい。日本語の簡単な解説はこちら

    表示にはブラウザプラグインのインストールが必要のでインストールの上ご覧頂きたい。ちなみに写っているのは JR 東日本中央本線日野春駅構内に今も残る SL 用の給水塔跡である。三次元を目指すにはあまり撮影条件が良くなかったため、サンプルとしてはイマイチの出来である。

    画像の中央付近にマウスを移動すると現れるリング上から左右にドラッグすると画像が回転し、マウスホイールでズームも可能である。まだ右の再生(横向き三角)ボタンをクリックするとスライドショーが再生される。

    Photosynth - Hinoharu Station Old SL Water Supply Tower