golgodenka's profileあなたの知らない世界PhotosBlogLists Tools Help
    9/30/2009

    蛍の光

    蛍の光と聞けば我々日本人は『終わりの歌』である。ただし、この曲の由来はスコットランド民謡であり、元々は非常にポップな印象の曲である。なぜこの曲が我が国にこのような涙を誘う哀愁の曲に変化したのか非常に興味深い。

    ただ、今回はそのような掘り下げをするわけではない。純粋に以下の動画をご覧頂きたい。ある程度の年齢以上にしか現実味と言うか実感が湧かないかも知れないが私は涙が出そうになった、というか出た。

     

    何気に鉄道の世界を趣味の対象として GNR なんぞで遊んでいる身としては哀愁を感じる『蛍の光』である。いろいろと問題もあった組織ではあるが、『現場』とか『プロ意識』というような単語を思い起こされる面々が印象的である。

    9/17/2009

    Photosynth

    以前、Windows Live Wave 3 という記事をアップしたが、その中で最後に軽く触れた Photosynth という技術を改めて紹介したい。

    これは、デジタルカメラで一部分が重なるように撮影した複数の二次元画像から被写体の三次元構造を解析し、疑似的に立体画像を作り上げるものである。

    似て非なる技術としてパノラマ写真の合成がある。これも一部が重なるように撮影した画像をつないでくれるものであるが、これはあくまでも二次元画像のままであり、どちらかというと複数の画像をシームレスに接続させるだけというニュアンスが強い。

    ところが Photosynth では、あくまでも画像の中の三次元構造を点の集合として読み取り、三次元として合成するのである。私のつたないボキャブラリーでは余計に分かりにくいと思うので、一見は百問に如かずということで、以下の画像をご覧頂きたい。

    Photosynth - 韮山反射炉

    この被写体は静岡県伊豆の国市韮山にある国指定史跡かつ近代化産業遺産でもある『韮山反射炉』である。江戸時代末期に完成した製鉄用の炉である。反射炉として完全な形で残る我が国唯一の大変貴重な産業遺構である。ちなみに、ここで作られた大砲が東京は品川沖に据えられ東京湾の防衛に供されたのである。そしてそこは現在そのまま『お台場』と呼ばれている。

    Photosynth に話題を戻そう。

    上の画像で被写体の中心付近に白い弧を描いた矢印(← →)が見えるだろうか。また、写真自体も複数が背後に折り重なっているようになっている。実はこの状態で画像の上でマウスでドラッグすると、被写体も回転し三次元の立体映像のように見えるのである。

    以下のリンク先でぜひ実際に試してみて欲しい(要 Silverlight プラグイン)。表示されるページ内の GNR となっているところをクリックすると私がアップした写真の一覧が見れるのであわせてご覧頂きたい。

    Photosynth - Nirayama Reverberator

    合成後の各画像にはタイトルや説明、さらにはオンライン地図(Bing Maps)を利用して位置情報いわゆるジオタグも登録可能であり、他の画像を地図から探したりもできる。上のリンク先の右下にある地球儀のようなアイコンをクリックすると地図上で位置が確認できる。

    また、この Photosynth の画像はブログや自サイトへの埋め込みが可能であり、その場でマウスでぐりぐり可能である。従って、いずれはメインサイトである GNR 内でどんどん使っていきたいと考えている。埋め込めるんだったらここにも埋め込めよ、自分で突っ込むが当ブログでは埋め込み不可なのである。両方ともに Microsoft なのに。なんでやねん > Microsoft

    なお、この Photosynth サービスは Windows Live ID (無償)が必要になるが、サービス自体も無償で 30GB までの写真格納容量を持つため、ぜひ使ってみてはいかがだろう。パノラマとは全く異なる写真の世界を楽しんで欲しい。

    この素晴らしいサービスは残念ながら英語なので、少々古い記事であるが簡単な日本語の解説サイトを以下に紹介しておきたい。

    ふつうに撮った写真が 2 次元から飛び出す? マイクロソフトの最新技術 Photosynth の世界とは

    9/8/2009

    日本列島地図の旅

    最近買った本の紹介である。地図をちゃんと読めないが、GNR などと地図を使って少々遊んでいる身としては読み物として非常に面白い本である。

    上のリンクは Amazon を利用しているが、何故かご覧の通りサムネイル画像があったりなかったりバラバラである。大体商品ページがあるのに画像がないというのは私には理解ができない。素直に『なんでやねん』と言っておきたい。

    愚痴はさておき、同シリーズはなんと上記の他にも『続々』まで出版されており、人気のようである。内容としては作者が訪れた全国のさまざまな場所について主に新旧の地形図を紹介しながら地勢や簡単な歴史や筆者ならではのその土地に関する想いを綴っているものである。

    よく地図を掲載する書籍では肝心の地図が小さくて、せっかくの地図が意味を成さない場合も散見されるが、本書では場合によっては見開き 2 ページの全面ふちなしで地図を掲載しており、それらの地図を眺めるだけでも新たな発見があって楽しい。

    一冊 \2,500 の大枚をはたいて上記 2 冊を買ったのは上のほうは地図の読み方のうんちくがわかりやすく、そして面白く解説されていたのが第一。それから『続』のほうは GNR でも以下の調査報告書などで紹介している北海道の鉄道による狩勝峠越えに関することが取りあげられていたからである。

    GNR - JR 北海道根室本線旧線【新得~狩勝峠付近】

    この報告書より後に以下のような現地調査をして再度自転車で旧線跡の狩勝峠を訪れたが、その時の様子はいずれ調査報告書として公開していきたい。とは言っても遅筆であるためいつになるやら、という状況なので国道 38 号線の狩勝峠からみた根室本線旧線跡を見下ろす雄大な眺めをパノラマでお楽しみ頂きたい。かつてこの風景のど真ん中を機関士の必死の運転により蒸気機関車が喘ぎ喘ぎ峠を越えていたのである。自転車でもその 25‰の勾配は膝まで雪が残っていたこともあるが、なかなかしんどいものがあった。その旧線跡がお分かりになるだろうか(クリックで大きな画像を保存したフォトアルバムに移動)。

    国道 38 号線【狩勝峠】

    なお、このパノラマ写真は Microsoft Image Composite Editor で作成した。このツールを使っている日本人はそうはいないと自負しているが。